Adobe CCで作る寺のオウンドメディア「香蓮」

 よく聞かれる
なぜ普通の坊さんがAdobe CC使って寺報作るのか。
なぜそこまでこだわるのか。

JihoKorenNo5 JihoKorenNo6 JihoKorenNo7

についてのお話。

最初は普通の新聞だった

 

先代住職の逝去を檀信徒様に伝えるために始めたのが寺報「香蓮」です。
当時は学校新聞で使うようなソフトで作った、A4両面1枚でした。
試行錯誤しながら頑張って作りました。

ScreenClip

初期の香蓮。学校新聞風

 

クシャクシャにされた寺報

 

しかし、発行から数日後、お寺のゴミ箱を見るとなんと
クシャクシャにされた寺報が捨ててありました。
そのときの衝撃と言ったら言葉にできませんでした。
しかし、この体験から1つに事実に気づきました。
「面白くないと見向きもされない」

 

お寺は特別じゃない

 

私はそれまで「お寺が発行したんだから、絶対に読んでくれている」という
甘い甘い認識がありました。
しかし、現実は違いました。面白くないと捨てられます。
お寺は特別じゃない。

 

AdobeCC導入

 

私たちには日々、多くの情報を目にします。
例えば、スーパーの安売り、新しいクルマ、新しいスマホ
新しい保険、電気料金の改定などなど。
どの企業も寺社の情報を見てもらうために必死です。
捨てられないため、読んでもらうために、
どの企業もお金と時間をかけ、工夫をされています。

私が作っている寺報もそういった情報の中のひとつなんだと気づくことができました。
一般企業の優れた広告の中にあっても
「これは!!」と思うデザインと充実した内容にする必要がありました。

ちょうどそのときサブスクリプション型のAdobeCCがリリースされたことで、
初期導入コストを抑えながら、Adobe製品を使えるようになりました。

これだ!と思いすぐに契約。

それ以来、寺報の制作にはInDesign、Illustrator、PhotoShopが欠かせません。
では、内容はどんなものが求められているのか。

 

ユーザー(お檀家さん)が何を求めているか

 

寺報を読んでもらえるモノにするため、新たな考えで作り直す必要に迫られました。
ただ単にお寺側が伝えたい・知らせたいことを載せる寺報ではダメでした。
ユーザーであるお檀家さんが知りたいこと。見たいこと。興味があること。
驚くこと。笑えること。泣けること。
など、ユーザーが何を求めるかを出発点に考えるようになりました。
サラリーマン時代に聞かされた「顧客起点」の考えが
こんなところで活かされました。

一般企業に勤めている方にとっては
そんなことかよ、当たり前じゃん。というありふれた結論です。
しかし、このありふれた結論が後に成果を生み出します。

ScreenClip

つづく