あの日、私が聞いた聲

蒸し暑い或る夏の日

 

最近ね、ちょっと私不思議な体験をしまして。

 

 


私は、坊主なんてやってますが、

 

 

 

霊感なんて、全く無くて、

 

 

この世に、お化けや幽霊なんていないと思っていました。

 

 

あの日までは。

 

 


あの日。そうあの日は、蒸し暑い日でした。

 

長野から出てきた私は、増上寺に向かいました。

 

ジリジリと焼けたコンクリートは、雪駄を履いの私の足を蝕み、

 

ゴウゴウと耳障りな音を立てて走る地下鉄は、何かの嗚咽の音に似ていました。

 

そして、増上寺に付きました。

 

私はそこで、

 

 

Evernoteの取材の際のインタビュアー

 

 

IT系ライターの山田井ユウキさんと

 

 

Twitterアカウント

 

「仏教とテクノロジーについて」の対談をする約束でした。

 

 

山田井さんと、久しぶりにお会いできるし、

 

御朱Inのお礼もしたかったので、とても楽しみにしてました。

 

 

そう、私は聞いてたんですよ。

 


だから、増上寺の撮影許可の橋渡しもしました。

 

一緒に増上寺食堂にも行きました。

 

 

それがね、私と妻の馴れ初め話に終始した前半。

 

 

あれ、テクノロジーの話は?

 

 

あれれれれー。なんだかなー。

 

 

変だなー。

 

 

こわいなこわいなー

 

 

いやー、おかしいなー。

 

 

こわいなーこわいなー。

 

 

怖くなって、


私は、、、、

 

前を、

 

そう、

 

 

私の目の前にいるはずの

 

 

山田井さんを見れませんでした。

 

 

下を向いて、

 

 

 

できるだけ、

 

 

 

できるだけ、

 

 

山田井ノヨウナモノを

 

 

見ないようにしました。

 

 

 

 

 

そのとき、声がしたんです。

 

 

 

「ねぇ。。知ってます?」

 

 

 

それは、確かに山田井さんの声でした。

 

 

 

 

小さな声です。

 

 

私は、

 

 

勇気を出して、

 

 

聞き返しました。

 

 

 

 

「な、何をですか?!」

 

 

すると、

 

 

耳元で

 

 

声がしました。

 

 

 

 

 

「BLって知ってます?」

 

 

 

 

 

驚いて、ハッと顔を上げたら

 

 

 

うわわわわわぁぁぁーー

 

 

 

気づいたんです。

 

 

今私の目の前にいるのは

 

 

IT系ライター山田井ユウキではなく、

 

 

カフェオレ・ライターのマルコだったんです。

 

 

 

「あの日、私が聞いた聲」

 

最近の仏教のデジタル化事情について、本物のお坊さんに聞いてみた【前編】